イングリッシュガーデン(風)を目指している花壇の、後方の植物候補。前回のサルビアネモローサに続き、今回は「ベロニカ・ロンギフォリア」である。
サルビアネモローサと同じく、青系の花が穂状に咲く、大の好みの植物である。サルビアネモローサはかなり「紫」が強めだが、こちらはわりと爽やかな青紫という印象。あまり手間がかからず初心者向き。
ベロニカは種類が多い
「ベロニカ」といっても種類がとても多く、例えばベロニカ・オックスフォードブルーなどはグランドカバーになるような這性の小さな花だったりする。穂状に咲く花でも、大きさにかなり違いがある。
このロンギフォリア種はその中でもかなり大型のものなので、花壇の後方にそびえる姿を期待して購入。なかなかお店で見つからず、近くのホームセンターで発見したときは嬉しくて3ポットをまとめ買いしてしまった。
花期
花期はサルビアネモローサとは少しずれていて、5月〜6月にサルビアが咲いて、そのガクが残っているくらいに咲き始める。ちょうどバトンを渡すような感じか。
下の写真赤丸がベロニカ・ロンギフォリア。左右の穂状の花が、花期を終えようとするサルビアネモローサ。
一緒に咲いてくれても綺麗だと思うが、こうやってタイミングがずれているのも花壇が寂しくならなくて良い。
花の色はサルビアネモローサの濃い紫に対して、パステルカラーの爽やかな薄めの青紫。
花期は6月〜9月くらいで、多年草としてはわりと長めに楽しめる。最盛期は7月〜8月くらいか。10月、11月くらいにもヒョロヒョロと数本だが、花が見られた。
2年目は巨大化?
心配なのは一部のサイトで「1年目は矮性化処理がしてあることが多く、2年目からは巨大化する」という記述を見かけたこと(笑)。
1年目と同じくらいでいいのだが…あまり大きく茂ると、庭の他の部分に闇が訪れてしまう。まあ大きくなり過ぎたら切り戻せばいいと気楽に考えよう。
また今年の6月頃が楽しみである。
( ↓ ロンギフォリアよりもひと足早く咲く、サルビアネモローサ・カラドンナもいかがでしょうか?)
( ↓ 2年目のベロニカ・ロンギフォリアの成長記録はこちら!)