またネットを散策するうち、「シンボルツリー」という概念を知り、検討開始。
庭の奥のスペースに植えることにする。
シンボルツリー候補の比較
いろいろ調べた結果、見た目で「シマトネリコ」「ハイノキ」「ソヨゴ」が候補に挙がる。似たようなイメージの樹木だが、違いとしては
シマトネリコ
・樹形が一番さわやかで好み
・成長が早く、わりと剪定が必要になるらしい
・花が咲く
・人気が高すぎるので、近所とかぶる可能性あり
ハイノキ
・樹形はシマトネリコに似た感じ。葉は少しギザギザしている
・成長がとても遅く、ほぼ剪定は必要ない。基本的には放置
・花が咲く。
・成長が遅いため、単幹(一本立ち)で大きなものは値段がかなり高い
ソヨゴ
・涼しげな樹形
・成長速度は遅め。ハイノキほどではなさそうだが。
・花が咲く
・赤い実が生るのが魅力
というところか。
成長が遅いのはメリットであると同時に、値段が高いとか強く剪定するとなかなか回復しないとかデメリットにもなるようだが、とにかく剪定がほぼ不要ということと、少しギザギザした葉に惹かれ、ハイノキに決定。
単幹(一本立ち)よりも株立ちの方が「樹木」という圧が低くていい感じか。
※ちなみに植え付けて一年が経つが、ほとんど大きさが変わっていないように見える。10cmくらいは伸びてるのかもしれないが…。初めからある程度大きなものを買わないと、いつまでたっても大きくならずにイライラするかもしれない。
ジョイフル本田(ホームセンター)で、ハイノキを購入(約5000円)。
1.5mくらいの大きさだが、株立ちのものはそれほど高くないようだ。身長かそれ以上くらいの大きさで単幹のものは、数万円するものもあった。
植え付け手順
※素人作業なので参考程度に…
① 該当箇所に少し穴を掘る。(少し小山にして高植えの状態にしようと思っていたので穴は少しだが、地面と同じ高さなら根鉢の1.5倍〜2倍くらい掘った方がいいだろう。)
② 赤玉土と腐葉土を約2:1ほどの割合で混ぜ合わせ、植え付け場所に盛り、植え付け用の穴をつくる。穴の底は空洞ができないように平らにするか、むしろ少し土を盛る程度にする。後で植え付けながら踏み固めるため、麻布の根鉢の2倍くらいの大きさが必要。
③ 購入時の麻布はそのままで穴に入れる。(麻布はそのうち自然に還るので付けたままでいいらしい。ビニールなどの場合は取る)。
④ 木の向きを検討し、少し穴の底にぐりぐりと押し付けてから、周りに土を入れていく。土は靴で踏み固めながら入れていった。ここでは水はけの確保と雰囲気のメリハリのため、壁際に向かって小山になるような形に土を盛っている。
⑤ 最終的な土の量まで入れたら、よく固める。よく固めておかないと、風で倒れてしまったら悲しい。高植えにしているのでなおさらである。
⑤ 根元に直径30cmくらいの土手(水鉢)をつくり、たっぷり水をやる。土手が崩れない程度に水を溜め、水が引くのを待つ。水が引いたら、再びたっぷりと水やりをする。
植え付け後の水やり
植え付け後2週間くらいは、毎日水やりをするといいらしいのでそれに従う。期間や頻度は参考にしたサイトによってまちまちだったので迷ったが、まあすべて経験ということでひとまずこのやり方を採用。
週末くらいしかまとまった時間は取れないが、このときばかりは仕方なく仕事から帰って来てから毎日水やりをする日々である。
これで植え付けは完了である。
少し小山にして植え付けたハイノキの周囲に、ネットで購入した15 cmくらいの岩をロックガーデン風?に配置。
まさか人生で、ネットで「岩」を買う日が来るとは…。配達のお兄さんにも「何が入ってるんですか!?」とか言われる始末である(笑)。
岩のすき間やハイノキの周囲に、ヒューケラ、斑入りヤブコウジ、斑入りヤブラン、タマリュウ、リシマキア(リッシー)、シロタエギク、アサギリソウ、アガパンサスなどを脈絡もなく植え付ける。
こうしてたくさんの植物名を並べると、もともと詳しかったかのように見えるかもしれないが、ほとんどはネットで聞きかじったにわか知識である。
ロックガーデン風な雰囲気を目指して、岩の色などもものすごく悩んだものの、結果的にはヒューケラ等が予想以上に繁ったため、現在では岩はほとんど隠れて見えなくなってしまっている(笑)。
メリハリのある庭を目指して、整備をさらに続けることにする。庭が変化するのがだんだん楽しくなってきた時期である。
( ↓ 記事中のイエローロックとハイノキはこちら)
( ↓ シンボルツリーをソーラーライトでライトアップしてみました!)
( ↓ 2年目のハイノキがついに開花しました!)